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2009/07/23

ぜんまい仕掛けの子守唄

ぜんまい仕掛けの子守唄

作詞・作曲/ mothy
唄/鏡音リン


いつもの通りに詞を教えて

わたしはそれらを唄へと変えよう


妄想の中で何を手に入れた?

たったひとつの真実の唄


るりらるりら この歌声は

誰の元へと届くのかな?

詞という鍵を手にいれ

開く未知の扉


欲しいと願って手に入れたおもちゃを

両手で抱えて窓から捨てたの


満足することのない人間たちよ

何を望み何を手に入れる?

疲れたならば今はただ

眠りなさい


るりらるりら この子守唄

あなたの心癒せるかな?

欲望という罪を抱えて

今は夢を見ている


るりらるりら この歌声は

ぜんまい仕掛けの子守唄

あなたが廻してくれないと

止まってしまうの


花のような思い出たちも

泥のようなトラウマさえも

廻り続けて溶けていくの

すべてわたしの中で

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2009/07/23

リグレットメッセージ

リグレットメッセージ

作詞・作曲:悪ノP(mothy)
唄:鏡音リン

街はずれの小さな港

一人たたずむ少女

この海に昔からある

ひそかな言い伝え


「願いを書いた羊皮紙を」

「小瓶に入れて」

「海に流せばいつの日か」

「想いは実るでしょう」


流れていく ガラスの小瓶

願いを込めたメッセージ

水平線の彼方に

静かに消えてく



君はいつも私のために

なんでもしてくれたのに

私はいつもわがままばかり

君を困らせてた


願いをかなえてくれる君

もういないから

この海に私の想い

届けてもらうの


流れていく 小さな願い

涙と少しのリグレット

罪に気付くのはいつも

全て終わった後



流れていく ガラスの小瓶

願いを込めたメッセージ

水平線の彼方に

静かに消えてく



流れていく 小さな願い

涙と少しのリグレット


「もしも生まれ変われるならば
                   」

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2009/07/21

悪ノ娘

悪ノ娘

作詞・作曲/悪ノP
唄/鏡音リン

むかしむかしあるところに

悪逆非道の王国の

頂点に君臨するは

齢十四の王女様


絢爛豪華な調度品

顔のよく似た召使

愛馬の名前はジョセフィーヌ

全てが全て彼女のもの


お金が足りなくなったなら

愚民どもから搾りとれ

私に逆らう者たちは

粛清してしまえ


「さあ、ひざまずきなさい!」


悪の華 可憐に咲く

鮮やかな彩りで

周りの哀れな雑草は

嗚呼 養分となり朽ちていく



暴君王女が恋するは

海の向こうの青い人

だけども彼は隣国の

緑の女にひとめぼれ


嫉妬に狂った王女様

ある日大臣を呼び出して

静かな声で言いました

「緑の国を滅ぼしなさい」


幾多の家が焼き払われ

幾多の命が消えていく

苦しむ人々の嘆きは

王女には届かない


「あら、おやつの時間だわ」


悪の華 可憐に咲く

狂おしい彩りで

とても美しい花なのに

嗚呼 棘が多すぎて触れない



悪の王女を倒すべく

ついに人々は立ち上がる

烏合の彼らを率いるは

赤き鎧の女剣士


つもりにつもったその怒り

国全体を包み込んだ

長年の戦で疲れた

兵士たちなど敵ではない


ついに王宮は囲まれて

家臣たちも逃げ出した

可愛く可憐な王女様

ついに捕らえられた


「この 無礼者!」


悪の華 可憐に咲く

悲しげな彩りで

彼女のための楽園は

嗚呼 もろくもはかなく崩れてく



むかしむかしあるところに

悪逆非道の王国の

頂点に君臨してた

齢十四の王女様


処刑の時間は午後三時

教会の鐘が鳴る時間

王女と呼ばれたその人は

一人牢屋で何を思う


ついにその時はやってきて

終わりを告げる鐘が鳴る

民衆などには目もくれず

彼女はこういった


「あら、おやつの時間だわ」


悪の華 可憐に散る

鮮やかな彩りで

のちの人々はこう語る

嗚呼 彼女は正に悪ノ娘

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